金融商品の取引においては、これまでパソコンが優勢でした。しかし、最近では小さなパソコンとも言われるスマートフォンでもバイナリーオプション(BO)を利用する人が増えています。この背景には、スマートフォンの世界的な普及に加え、バイナリーオプションを取り扱う国内・海外業者のスマートフォン対応の力の入れように要因があると考えることができます。
特にバイナリーオプションは短期(2分〜3分)での取引になることが多いため、出先でも取引ができるようにスマートフォンの対応に力を入れる業者が増えています。スマートフォン対応に力を入れるということは、細かいところまで気を使えている証拠ですから、優良な業者だと判断することもできます。ここではバイナリーオプションのスマートフォン対応に特に力を入れている国内業者2社をピックアップして、それぞれの特徴についてみてみます。
バイナリーオプションを取り扱う業者というと海外業者を思い浮かべますが、日本にも金融庁に登録された数社の取扱業者があります。日本ではバイナリーオプションに関する規制が厳しくなっているので、海外業者に比べると劣るところはたしかにあるのですが、サポートの充実度、安全性の高さなどから国内業者を選ぶ人も少なくないです。国内業者で選ぶのであれば「GMOクリック証券」がおすすめです。GMOクリック証券には「外為オプション」というバイナリーオプションがあります。
GMOクリック証券のいいところはレート更新がリアルタイムであること。他の国内業者だとレート更新がリアルタイムというところが少なく、早くても1〜2秒ほどかかってしまうので、BOのような短期取引ではとても困ります。写真をみてわかるように、GMOクリック証券は専用アプリでもチャートが高機能で分足などで表示できます。購入画面もかなり詳細で表示されているのがわかると思います。ペイアウトや倍率が条件でどのように変わるのかすぐにわかるのも大きなメリットです。iPhone、Androidアプリともに用意されていますので、ほぼ全てのスマートフォンで利用可能です。
2013年11月にサービスを開始した「ヒロセ通商」の「LION BO」。決してサービスの歴史が長いとはいえない(むしろ浅い)ですが、サポートの良さ、少額での取引が可能(1ロット10円〜)、手数料が入出金ともに無料であるなどサービスの品質は国内業者の中でも抜きん出ています。国内業者でも珍しくデモ口座が用意されています。デモ口座が用意されているので初めての方でも安心です。
GMOクリック証券の外為オプションアプリには劣るものの、他社のアプリに比べると使いやすい印象を受けます。ムダな情報をできるだけ省いたシンプルなアプリになっています。チャートをみてもわかるように、GMOほどゴチャゴチャしていません。清算価格というのがいわゆるペイアウトのことです。倍率は表示されていませんが、価格として表示されるのでわかりやすいです。少し前まではiPhoneアプリしかなかったのですが、現在はAndroidアプリもありますので、多くの方にご利用いただけます。
個人的には海外業者はおすすめできませんが、使いたいという方もいるでしょう。海外業者で人気なのは「24option」です。ペイアウト率が最高で3.5倍なので大きな取引ができます。海外業者でありながら日本語対応のサポートが受けられるのも魅力。
スマートフォン対応にはいち早く取り組んでいて、2011年にすでにスマートフォン対応しています。iPhoneアプリ・Androidアプリともに用意されています。取引したいオプションを選ぶ→商品を選ぶ→予測する→投資金額を入力、これだけで取引ができるシンプルなスマートフォンならでは動作に定評があります。24optionは判定時間が最短30秒なので、出先のちょっとした時間を使って取引ができるということでアプリを使って取引される人が増えています。
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