勝てないはずない?!負けないバイナリーオプション5社を比較!



バイナリーオプション(BO)は、いわば、ギャンブルの一種です。似たような金融商品によくFXが取り上げられますが、ギャンブル性でいえばFXのほうが高いです。ギャンブルをするときに得た利益がすべて自分のものになる、と思ってしまうのは大きな間違いです。私たち、日本国民には納税の義務があるからです。そうなのです、バイナリーオプションで得た利益であろうとも、税金の対象になるということなんですね。知らないでは済まされません。では、バイナリーオプションと税金の関係性について詳しくみてみましょう。





年間20万円以上の利益があれば雑所得として課税対象

面倒だから申告しなくていいは大間違い、刑罰の対象になる。

これまでバイナリーオプションをはじめとする店頭デリバティブ取引は“総合課税”という形で課税されてきましが、税制改正によって“申告分離課税”というものに変更されました。少し難しく聞こえるかもしれませんね。すごく簡単に説明すると、「年間に20万円以上の利益がある場合は、雑所得として一律20%の税率がかかる」ということになります。確定申告の期間である2月中旬〜3月中旬の間に申告の必要があるのです。例えば、バイナリーオプションで年間に100万円の利益があるとしたら、20%に値する20万円が課税されることになります。





年間20万円以上の利益はないから安心、は大きな間違い!

では、バイナリーオプションで年間に20万円以上の利益がない場合はどうなるのでしょう?結論からいいますと、年間に20万円以上の利益がなくても、“ある条件”の場合は確定申告をする必要があるので注意が必要です。ある条件とは下記のような場合です。


  • 給与が2,000万円をオーバーしている方
  • 勤め先の会社以外から給与所得or退職所得以外をもっている方
  • 2つ以上の会社から給与をもらっていて給与所得や退職金以外の所得が20万円を超える方
  • 所属する会社の給与以外に貸付金の利子や店舗の貸賃料などの支払いを受けている方

このような場合は確定申告をしなければなりません。





損失に苦しんだ1年でも確定申告すべき理由とは?

「年間数万円しか利益が出なかったので確定申告をするかどうか悩んでいる」という方は多いでしょう(もちろん、確定申告しなければならない場合は必ず申告しましょう)。では、例えば、利益はほとんどなく、損失ばかりになってしまった場合はどうすべきなのでしょう?



損失しかなくても確定申告をしたほうが節税になる


この場合、バイナリーオプションによって損失が利益を上回ってしまったわけですから、本来は確定申告をしなくてもいいのですが、実は「3年間の損失繰越控除」を受けられる制度があるので、赤字でも確定申告をしておいたほうがお得になることがあるのです。損失繰越控除とは、3年先の確定申告までに利益があれば、損失と利益を総裁することができる制度で、課税対象額を抑えることができるメリットがあります。なので、損失しかない場合もむしろ進んで確定申告をしたほうがいいのです。また、税制一本化により、バイナリーオプション以外の金融商品(例えば、FXやCFD、日経225先物など)と損益計算することができるようになりました。






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