勝てないはずない?!負けないバイナリーオプション5社を比較!



バイナリーオプション(BO)は、決められた時間までに為替レートが上に行くのか、下に行くのかを予測するだけの極めてシンプルな金融商品です。基本は「上に行くのか、下に行くのか」だけを判断すればいいのですが、バイナリーオプションの中にも取引システムがいくつかあって、微妙にルールが異なっています。




単純にルールが異なるだけでなく、ルールが異なれば、難易度も違ってきますし、難易度によってペイアウト率(配当額)も変わってきます。より多くの利益を得たいなら難易度の高い取引システムを選ばないといけません。ここではバイナリーオプションの6つの取引システムの特徴・難易度・ペイアウト率についてまとめてみました。

バイナリーオプション6つの取引システムの難易度


取引システムの種類(各特徴・難易度・ペイアウト率について)

基本条件:ドル/円相場で現在のレートを100円とする。


用語
  • 満期日:決められた時間や判定時間のこと
  • レート:相場
  • ペイアウト率:配当額

取引システム




ハイロー

「一定時間内にレートが上がるか下がるかを予測」


ハイロー

システムの特徴
満期日までにレートが上がるか下がるかを予測するだけの単純明快な取引システム。バイナリーオプションの取引システムの中でも最もルールがシンプル。


取引例

現在のレートが100円で、これが数分後(満期日)までに上がると予想した場合、101円になればアタリで、ペイアウト率に応じた配当がもらえます。99円になればハズレで精算され全額損失となります。



難易度
★★


ペイアウト率
6つの取引システムの中で最も低い傾向






ラダー

「業者が設定したレートの範囲以上か未満かを予測」


ラダー

システムの特徴
満期日までに業者側で設定されたレートの範囲内で取引が終了するのか、また、範囲以上・未満で終了するのかを予測する取引システム。以上か未満なのかによってペイアウト率が変わるのが特徴的です。ルール自体は単純ですが、為替レートを予想するのが難しいため、その分、ペイアウト率も6つの取引システムの中で最も高いのが魅力です。バイナリーオプション中級者〜上級者におすすめの取引システムです。


取引例

現在のレートが100円で、これが数分後(満期日)までに業者側で設定されたレートの範囲内で終了すればペイアウト率が1.0倍。レートの範囲以上になると3.0倍、レートの範囲未満になると2.0倍といったようにペイアウト率が変動します。ペイアウト率は変動するのでこの数字はあくまで参考です。最大で20倍のペイアウト率になることもあります。



難易度
★★★★★+


ペイアウト率
6つの取引システムの中で最もいい傾向






ワンタッチ

「予測したレートに一度でも触れるか触れないかを予測」


ワンタッチ

システムの特徴
満期日までに設定のレートに一度でも達するか(タッチするか)を予測する取引システム。ハイローに並ぶ有名な取引システムで、業者によってはタッチと呼ばれることもあります。ハイローよりは予測が難しいですが、6つある取引システムの中では難易度は低いです。ただ、ハイローよりもペイアウト率が少し高いので利益を上げたい方におすすめです。国内業者、海外業者問わず、取引が可能なので馴染みやすくなっています。


取引例

現在のレートが100円で、満期日までに予測したレート(例えば、101円)に一度でも達すればアタリでペイアウト率に応じて利益が得られ、一度もレートに達することがなければハズレとなり損失となります。



難易度
★★★


ペイアウト率
ハイローや60セカンズよりいい傾向






レンジ

「業者が設定したレートの範囲内で取引が終了するか予測」


レンジ

システムの特徴
予測した範囲のレート内で為替レートが満期日までに収まっていればアタリとなる取引システム。ペイアウト率は高いですがそれに伴い難易度も高い(レートをはみ出してはいけない)ので、まずはハイローを極めてから行ったほうが賢明です。どちらにせよ高いチャート分析力が求められるので中級者〜上級者向けとなります。レンジなら国内ではGMOクリック証券の外為オプションがおすすめです。


取引例

現在のレートが100円で「買い」を選択した場合、満期日までに予測したレート内でずっと収まることができれば、アタリとなりペイアウト率に応じて利益を得られます。逆に「買い」を選択してレート外になってしまったときは損失となります。レート外になってしまうことを予想する場合は「売り」を選択します。



難易度
★★★★★


ペイアウト率
オプションビルダーよりもいい傾向






60セカンズ(国内業者は規制により取り扱い禁止)

「任意スタートで取引時間1分の間にレートが上がるか下がるかを予測」


60セカンズ

システムの特徴
その名のとおり、60セカンズ=60秒後にレートが上がるか下がるかを予測する取引システム。5〜10分先のこと、2〜3分先を予測するよりも予測しやすいのが特徴的ですが、予測しやすいこともあってペイアウト率はそこまで高くなく、平均で1.7倍となっています。スタートの時刻が決まっていなく、任意でスタートすることができるので、市場の値動きに合わせて取引ができるのが魅力です。ただし、国内業者が提供するバイナリーオプションでは60セカンズは利用できません。


取引例

現在のレートが100円で、60秒後に上がると予測した場合、実際に上がっていればアタリとなり、ペイアウト率によって利益になります。予測がハズレになれば損失となります。値動きがなく取引開始と取引終了のときに同額だった場合は全額払い戻しとなります。



難易度
★★★


ペイアウト率
ハイローよりややいい傾向






オプションビルダー

「取引時間・ペイアウト率を自由に設定できる取引システム」


オプションビルダー

システムの特徴
取引時間・ペイアウト率を自由に設定できる取引システム。取引時間を長くしてペイアウト率を高くすれば、難易度は高くなりますが、高い利益を望めます。逆に取引時間を短くしてペイアウト率を低くすれば、利益は少ないものの、難易度を下げることができるので勝率が重視できます。戦略をしっかりと持っている方におすすめの取引システムといえます。ただ、扱っている業者があまり多くないので、主流の取引システムとすることは難しいのが現状です。


取引例

現在のレートが100円で、満期日(最長で4時間ぐらいまで設定できます)までにレートが上がると予想した場合、実際にレートが上がったらアタリとなり利益を得られます。レートが上がると予測してレートが下がってしまった場合はハズレとなり、全額損失となります。



難易度
★★★★


ペイアウト率
ワンタッチよりもいい傾向







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