バイナリーオプション（BO）ほど手軽な金融商品は他にないかもしれません。手軽というと簡単というイメージを抱かれるかもしれませんが実際はそうではないです。為替レートを読み、上がるか下がるかを予想する二者択一の金融商品なので、ルールがシンプルなのがバイナリーオプションの最大の特徴です。バイナリーオプションのいいところに業者を自分で選べるという点があげられると思います。大きくは国内業者と海外業者に分けられるのですが、実際のところ、国内業者と海外業者どちらを選ぶべきなのでしょうか？ここでは「国内業者と海外業者を選ぶならどっち」というよくある疑問の答えを見つけます！
国内業者が考えるバイナリーオプションと海外業者が考えるバイナリーオプションは別物であると考えたほうがいいです。国内ではバイナリーオプションは金融商品として取り扱われるので、国内業者は金融庁の規制に厳しいルールに従っています。一方、海外ではバイナリーオプションはカジノなどのギャンブルの一つだと考えられおり、日本国内の金融庁の許可などを得ずにカジノの一種として許可をとっている場合が多いため、基本的には海外業者は金融庁のルールに従っていません。そのため、海外業者は規制に左右されない傾向にあります。規制の甘さだけみると海外業者がおすすめのような感じがしますが、万が一トラブルに巻き込まれたときに助けてくれる人がいないので、海外業者を選ぶ場合は自己責任となります。
ペイアウト率は掛け金に対する払い戻し額の割合のことです。簡単に言うとどれぐらいの利益が期待できるか、という率です。国内業者はペイアウト率が平均的に1.7〜1.9倍となっています。一方で海外業者はペイアウト率が1.6倍〜3.4倍となっています。ペイアウト率が多いほど利益に期待できるため、ペイアウト率を重視する方は海外業者を選ぶ傾向が強いです。ただ、ペイアウト率が高いということはそれだけ予測も難しくなるということです。
国内業者の取引時間は金融庁の規制により最低2時間となりました。2時間後の予想をするのは初心者にとって簡単なことではないので、為替レート等に関して全く知識のない方は少し冒険することになりそうです。（ただし、売買の終了時間は「可能な限り満期日に近づける」ということで、満期日の2分前までが国内業者の平均的な基準。）海外業者の場合は規制が甘く、最短30秒、平均で2〜3分、長くても5分ぐらいなので満期日までの時間が短く、予想しやすいです。
初心者の方が陥りやすいミスの一つにペイアウト率・満期日だけで選んでしまうという点があげられます。一般的にペイアウト率が高く、それでいて満期日が短い取引は予測が比較的簡単なため、最低取引額が大きくなり、一度に多くの掛け金が必要になってきます。例えば、海外業者として人気の24optionだとペイアウト率が最大で3.5倍になり、満期日が最短30秒となりますが、最低取引額が2,400円ですので決して安いとはいえないです。一方、国内業者は、1ロット100円の少額から始められたりしますので初心者にとっては国内業者のほうが安心できます。
最近になってバイナリーオプションを知ったという方も多いでしょう。それは日本でのバイナリーオプションの歴史がまだ浅いからです。海外ではすでにバイナリーオプションは人気の金融商品（ギャンブルとしての位置づけ）となっていて、海外業者はハイローをはじめ、ワンタッチ、60セカンズ、レンジ、ラダー、オプションビルダーといったように取引システムがたくさん用意されています。一方、歴史の浅い国内業者ではラダーやハイローが一般的です。IG証券なんかはハイロー、レンジやタッチが用意されています。ちなみにですが、難易度は一番高いのがラダーで難易度が一番低いのはハイローです。ラダーは難易度が最も高い分、当たると利益が大きく、ハイローは難易度が低い分、当たっても利益は他の取引システムほど大きくないです。
慣れている方だとあまりサポートを重視されない傾向にありますが、バイナリーオプションを利用するのが初めての方にとってサポートはすごく大事です。国内業者なら日本語で対応してくれることが基本なので安心できますよね。では、海外業者はどうかというと、基本的に英語での対応となることが多いので、その点を考慮しなければなりません。ただ、最近では日本でのバイナリーオプション人気を受け、海外業者でも日本語対応可能なサポートを提供するところも増えています。それでも、預け金が信託保全されたりすることを考えると国内業者のほうが安心して利用できます。
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